ペガスス座 Pegasus Peg
20時南中 10月25日


(見つけ方)

秋の夜空の天頂に位置する大きな四辺形の星の並びが目じるしです。
4個の星で結ばれる四辺形は天馬ペガススの胴体を表わし、「秋の四辺形」または「ペガススの四辺形」と呼ばれます。
ただし、星座になっているのはペガススの上半身だけで、下半身は星空には描かれていません。
また、正確には四辺形の4個の星のうちの一つはアンドロメダ座α星です。



(歴史など)

たいへん歴史のある星座で、プトレマイオス48星座の一つ。
ギリシャ神話では、勇者ペルセウスが妖怪メドゥーサの首に剣をふるったときに、メドゥーサの血が岩にしみて、そこから生まれ出た天馬とされています。
その後ペガススはペルセウスを乗せて空を駆け、アンドロメダ王女の危機を救うことになります。
また一説にはコリントの王子ベレロフォンとともに怪物キメラを退治した天馬とされています。
この天馬の名まえは、ギリシャ語では「ペガソス」ですが、星座名はラテン語読みが原則ですので「ペガスス座」とされています。


< この星座にあるおもな天体 >

αマルカブ
βシエアト
γアルゲニブ
M15


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